シリーズ最後になります!
11.シャンプー剤
対策:スタイリストに自分にあったシャンプーを処方してもらう。
原因:髪に合わないシャンプーを使うと返って状態が悪くなるケースもある。
例「ハイダメージ × オーガニック」 あなたの髪がもはやオーガニックではない。
状態によって必ずしもシリコンが良くないわけでは無い。自分で判断せずプロに任せよう。
12.間違ったケア
原因:間違ったケアはケアをしていないのと同じ、髪は死んでいる細胞。
何もしないだけでも劣化し髪の毛がパサパサに。
13.コテやアイロンの熱
対策:コテ用の耐熱スプレーを必ずつける。
温度の理想は150℃前後 180℃が限界。
濡れたままはNG。
原因:髪は熱に弱く、高温によるタンパク変性で、髪の中の性質が変わる。
変性により硬くなり、カラー、パーマ、スタイリングが上手くできなくなる。
髪が生え変わるまで2度と戻らない。目玉焼きが生卵になれないのと同じ。
濡れた状態で高熱をあてると、毛髪内で水蒸気爆発が起き、中の水分が全て消える。
14.ドライヤー
原因:ドライヤーのかけ方次第でキューティクルが開いたままになってしまう。
正しい髪の乾かし方を身に付け実践しよう。
15.摩擦
対策:ナイトキャップ、オイル、髪をまとめる、枕カバー。
原因:髪が擦れキューティクルが剥がれる。就寝中の摩擦も強いので工夫が必要。
襟足がやけに痛んでいる方は就寝中の可能性が大。
16.静電気
対策:両手で握る、静電気防止のリンスやコンディショナーを使う。
原因:キューティクルが剥がれる、埃がつく。
本来リンスは静電気を抑えるために存在するヘアケア商品。
それでも治らない場合手で握るだけでも放電できる。
17.濡れたまま
原因:濡れている状態は常にキューティクルが開いている。
栄養がどんどん抜けていき他のダメージの要因がダイレクトに受けます。
指を通し乾かす事で初めて綺麗に閉じる。必ず乾かしてください。
18.乾燥
対策:ホームケア
1週間のうち2~3日はマスクorトリートメント 他コンディショナー。
オイルやドライは必須。毛ブラシでブロー。
定期的なサロントリートメント
原因:摩擦、静電気の原因に。キューティクルも開きやすくなる。
ブローでキューティクルが開かないように固定することも大切。
乾燥しやすい髪の場合どうしても冬場は厳しい。結局は王道の地道なホームケアが最善。
19.紫外線
対策:紫外線用ヘアケア商品やトリートメント。
原因:メラニンの分解。
髪のアミノ酸が酸化され別の物質になることでのダメージ。
シスチン結合の破壊によるダメージ
表面破壊によるダメージ。
20.意識
対策:気持ち次第。本当に綺麗な髪になりたいか?
原因:一つ一つの積み重ね、髪への思いやり、かける時間やお金、綺麗な髪を維持するのは大変。
サボれてしまう、後回しにできてしまう、気にならない、そんな思いが髪のダメージを引き起こす。
美意識をあげればあげるほどあなたは綺麗になる。
時間と手間とお金で綺麗な髪は手に入る。
まとめ
多くの場合でキューティクルへのダメージが多いが、キューティクルが剥がれると、
栄養が流出するだけではなく、中の色素も抜けやすく空っぽに。
キューティクルが乱れると光が乱反射しツヤもなくなり、
ゴワゴワ、パサパサ、枝毛、切れ毛、全てのダメージに発展します。
髪の毛がパサパサになる原因と対策はこんなにも沢山ありますが、自分で出来る事は積極的に取り組み、
時にはプロに任せる事も大切です。
サロンで髪を整えてからの賞美期限は60日、定期的にサロンへ通うのが綺麗な髪への近道になります。