髪の毛の成分と構造について
皆様、髪の毛は何でできているかご存知でしょうか?
髪の毛は、実は皮膚の一部が変化したものです。
髪の成分
髪の成分は、皮膚や爪と同じケラチンというタンパク質から出来ています。
そして、このタンパク質は18種類のアミノ酸から構成されています。
☆18種類のアミノ酸☆
シスチン、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン、セリン、スレオニン、アルパラギン酸、グリシン、
バリン、アラニン、フェニルアラニン、イソロイシン、チロシン、リジン、ヒスチジン、メチオニン、
トリプトファン、ヒドロキシプリンです。
これら18種類のアミノ酸が定まった順序でつながり、毛タンパク質(ケラチン)となるのです。
18種類のアミノ酸の中でも、髪の毛に多く含まれているのが“シスチン”と呼ばれるアミノ酸。
このシスチンは髪の栄養には欠かせないもので、シスチンが多い髪の毛ほど毛は太く丈夫な髪の毛となります。
また、髪の色と関係しているのがチロシンというアミノ酸。
黒髪を作り出すメラニン色素は、色素細胞の働きでチロシンから作られるのです。
健康で艶やかな黒髪を作り出すには、18種類のアミノ酸の中でもシスチンとチロシンが大きく関わっているのです。
髪質のタイプには太い、細い、サラサラ、しっとりしているなどいろいろあります。
また、同じような髪質でも、毛量が多かったり少なかったりで、イメージが変わってしまうものです。
見た目の印象づくりのほかにも、髪の毛は、頭皮の保護や不要物の排出などの役割も担っています。
髪の毛について、成分や構造を知り、発毛や育毛に必要な栄養素を理解し、健康な髪の毛を育てましょう。
髪の構造
髪は、3つの部分からできています。
1本の髪は、大きく分けると3つの層からなり、
一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
▶︎キューティクル
一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分。
半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。
各層の表面には、キューティクルを保護する脂質成分「MEA(18-メチルエイコサン酸)」が存在しています。
MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされ損なわれやすいのですが、髪のツヤや感触を左右しています。
▶︎コルテックス
髪の85~90%を占めるコルテックスは、繊維状のタンパク質が主成分。
この部分のタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響します。
また、主にこの部分に含まれているメラニンの種類と量によって、髪の色が決まります。
▶︎メデュラ
髪の中心にあるメデュラは、やわらかなタンパク質が主成分。
外的な刺激で空洞ができやすいのが特徴です。
ここに空洞がたくさんあると、透過する光が散乱して、髪が白っぽく色褪せて見えることがわかってきました。
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