髪の毛がパサパサで広がる!沢山ケアしているのに改善されない!!
そんな方に見て欲しい、現役美容師が教える、髪の毛がパサパサの原因と対策20選。
正しいケアの仕方もまとめてあります。
よくある原因から、意外と知られていない原因、更に対策まで幅広くご紹介。
「いくらケアしても良くならない、、、」それは正しいケアですか?
原因を突き止めて、適切なケアを心掛けましょう。
・髪の毛がパサパサってどんな状態?
原因と対策の前に髪の毛がパサパサになってしまう仕組みを説明します。
髪の毛はかっぱ巻きと同じ様に、[海苔うろこ状(キューティクル)] [米(コルテックス)] [きゅうり(メデュラ)]という構造。
ツヤや手触りを司るのが海苔。髪の強度やハリコシ、色素を司るのが米。芯となるきゅうり。
海苔→米→きゅうりの順にダメージが進み、内部が空洞になると切れ毛、枝毛、断毛の原因。
海苔がバラバラに剥がれる事で綺麗に光が反射せずツヤがなくなり、それぞれが絡み合い、しなやかさは無くなる。
→海苔が剥がれた隙間から米が劣化しハリコシがなくなりゴワつき、色素もこぼれる。
髪の毛がパサパサな状態がここ。海苔(キューティクル)が最重要。
・髪の毛がパサパサ!原因と対策20選
髪の毛がパサパサで悩んでいる方は、少しでも多くの事に気を付けて、正しいケアのやり方を見つけると良いでしょう。
1.温泉
対策:温泉内では濡れタオルを頭に巻き、湯にはつけない。
カラー用やパーマ用のシャンプーを使う。
原因:多くの温泉の湯はアルカリ性で、髪が浸かるとキューティクルが開き栄養が抜けてしまう。
温泉のアルカリ性の強さはパーマ液と同等やそれ以上の場合も少なくはない。
パーマやカラー用のシャンプーの中にはアルカリ性を酸性に戻していく物も有り、温泉との相性も良い。
2.サウナ
対策:オイルやコンディショナーをつけて濡れタオルを髪に巻く。
原因:高温の為髪が乾燥してしまいます。乾燥しないようにオイルなどで保護をする。
3.プール
対策:シャワーで髪に充分な水分を含ませ、塩素水を含むスペースを作らないようにする。
オイルをつける。キャップを2重にする。
上がる前にしっかりと真水で流す。
原因:塩素によりキューティクルが剥がれてしまう。
塩素には漂白の効果もあり脱色の原因にもなる。
4.海や潮風
対策:髪をまとめて濡れないようにする。
髪の紫外線用のオイル、ミルクを頻繁につける。
パーマ用、カラー用、紫外線用、いずれかのシャンプーとトリートメントでケアをしてから帰る。
原因:海は弱アルカリ性で、キューティクルを剥がしてしまう。
キューティクルが剥がれてしまった後の紫外線はダイレクトに髪の内部を破壊し続ける。
ダメージ原因が複数重なるシーンである為、一気にパサパサに。ケアを怠った後のダメージはトップクラス。
続きはまた次回に!