枝毛と髪質との関係性
枝毛は頭皮の環境や生活習慣だけでなく、本来の髪質も大きく関係しています。
枝毛が起こるということは、髪の毛に栄養が十分届いていないため、
髪の潤いやツヤに必要な水分量が不足しているということになります。
この状態を放置していると、後々の抜け毛や薄毛の進行を早める原因につながる場合もありますので、注意が必要です。
直毛とくせ毛のどちらの方が枝毛になりやすいのか
人によって髪質は様々ですが、直毛よりくせ毛の方が比較的髪が傷みやすいといわれています。
その理由に、枝毛には髪の水分量が深く関係しており、
くせ毛は直毛よりも細い髪の人が多く、くせが多い分髪の水分量を保ちにくい傾向にあります。
元々直毛の人でも、不規則な生活環境や無理なダイエットなどの栄養不足によって、
くせ毛に変化する可能性がありますので、枝毛を気にする方は、日頃から注意して生活しなければなりません。
直毛とくせ毛の方に、それぞれに合った対策をご紹介します。
▶︎直毛
直毛の方でも、パーマやカラーリングの繰り返しや、
ヘアアイロンのあてすぎに注意しないと、髪が傷み枝毛が起こりやすくなります。
直毛はくせ毛に比べて枝毛になりにくいですが、
普段から髪の傷みを進行させないように、ケアすることを心がけましょう。
▶︎くせ毛
くせ毛の方は直毛に比べ、髪のダメージを受けやすく乾燥しやすいので、
普段から髪に栄養をしっかり与えることが必要になります。
髪に良いシャンプーやトリートメントで内部から栄養をしっかり与え、
髪の状態を整えておくことが、枝毛の予防や改善につながるので、普段からしっかりケアするようにしましょう。
枝毛の予防方法
キレイに髪の毛を伸ばすためには、枝毛だけでなく、枝毛予備軍のケアも大切です。
枝毛予備軍が、枝毛になってしまわない予防方法を紹介します。
枝毛の予防方法① ブラッシング
よくあるプラスチック製のクシやブラシでは、静電気が起こりやすくなります。
静電気は、キューティクルを傷める原因の1つです。
ブラッシングには、木製のクシやブラシをオススメします。
枝毛の予防方法② タオルドライ
シャンプーのあとの間違ったタオルドライでも、キューティクルを傷めてしまいます。
髪の毛をゴシゴシと、タオルで拭いてはいませんか?
髪の毛同士がぶつかり合うことで、キューティクルにダメージを与えてしまいます。
タオルドライは、タオルで髪の毛を挟んで、トントンと押さえるようにして水分を取りましょう。
枝毛の予防方法③ トリートメント
シャンプー直後のトリートメントと併せて、ドライヤー前の洗い流さないトリートメントの使用が効果的です。
洗い流さないトリートメントは、髪の毛の内部や外部のケアだけでなく、
ドライヤーの熱からも守ってくれる働きがありますよ。
毛先から5cm上の部分は、念入りにつけてくださいね。