枝毛の原因を解明しよう!
枝毛を減らしたい!
朝に髪をまとめようと思っても髪がパサパサで、毛先をよく見ると枝毛がチラホラなんてことはありませんか?
メイクや服に力を入れても、髪にツヤやまとまりがないだけで老けた印象を与えがちに。
枝毛がある髪は、きちんと手入れしていないんだな、という風に見られてしまい、良いイメージをもたれないもの。
そこで、枝毛について色々とご紹介したいと思います。
枝毛とは
髪の毛の中には必要な水分が貯蓄されています。
この水分を保護するのが「キューティクル」と呼ばれる外壁なのですが、
髪が傷んでくるとこのキューティクルが剥がれてきます。
この髪の毛の表面を覆っているウロコ状のキューティクルがはがれることで、枝毛は発生します。
外部からの刺激によって、キューティクルがはがされてしまうと、髪の毛の内部の水分が流出します。
水分を失った髪の毛は裂けやすくなり、枝毛となって現れるのです。
キューティクルがはがれると、ダメージを受けたキューティクルから5cmくらいの髪の毛の水分量は、減少してしまいます。
そのため、枝毛が出来た部分をカットしても、切った上の部分が枝毛になってしまうのです。
健康そうに見えても、枝毛の出来た髪の毛はダメージが進行しています。
枝毛と切れ毛の違いとは
また、枝毛は切れ毛とも間違われやすいものですが、両者は違うものです。
◆枝毛は髪に対して縦方向にダメージが起こっている状態
◆切れ毛は横方向にダメージが起こっている状態
枝毛は先端部からダメージがはじまり、髪を守っている最も外側にあるキューティクルが剥がれることから起こります。
キューティクルが剥がれてくると、その内側にある毛皮質(コルテックス)がむきだしになります。
それによって毛皮質(コルテックス)が外気に触れると、
内側にあるケラチンタンパク質が抜け出してしまいスカスカになることで、強度が弱くなり縦に裂けてしまうのです。
枝毛の原因
髪が傷む要因としては、様々なものがあります。
現代人の食の欧米化やストレスなどの生活習慣の乱れが大きく影響していると言われており、
昔に比べて頭皮のトラブルを引き起こしやすい環境になっていることが考えられます。
また、現在ではパーマやカラーリングをする人が増えたため、
頭皮や髪のダメージによって髪の成長を妨げていることも原因の1つになっています。
ただ、一般的によくあるものは以下の5つになります。
▶︎パーマやカラーリングの回数が多い
▶︎シャンプーの種類を間違えている
▶︎ドライヤーの温風を髪に近づけすぎている
▶︎洗髪後に髪をキチンと乾かさずに濡れたまま寝てしまう
▶︎睡眠不足
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